酸素治療や保温の必要性が低くなった個体は、検疫も兼ねて隔離された飼育施設で療養します。
各部屋にはカメラが設置してあり、モニターで様子を確認することができます。
回復してきたワシ達は人に慣れないようにしながら、
屋外のケージで飛ぶための体力や筋力のトレーニングをします。
餌も自然界にあるものを与えます。
飛ぶための体力や筋力がついてきたワシには、さらに広いケージでリハビリを行います。
このリハビリケージは縦約40m、横約15m、高さ約10mの大きさです。
止まり木の高さは最大7.5mあり、野生復帰に備えてさらに長距離の飛翔訓練を行います。